あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  東條耿一さん(2)


病床閑日


私はけふ 昼のひと時を

庭の芝生に下りてみた

陽はさんさんとそそぎ 近くの樹立に松蝉が鳴いていた

私は緑のやは草を踏みながら

踏みながらそのやはらかな感触を愛しんだ

不思議なほど 妖しいほど 私の心にときめくもの

一体この驚きは何だろう

思へば寝台の上にはやも幾旬━━

もうふたたび踏むことはあるまいと思っていた

この草 この緑 この大地

私の心は生まれたばかりの子羊のように新しい耳を立てる

新しい眼を瞠る そうして私は

私の心に流れ入る一つの声をはっきり聞いた

それは私を越え 自然を超えた

暖いもの 美しいもの

ああそれは私のいのち いのちの歌



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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