あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  島田秋夫さん(1)



傷痍軍人恩給貰ふを療養貴族と若き共産党員等のいふ




仰臥のまま吾が喰い終へし朝の食器讃美歌を唄ひつつ妻は洗へり




手を借りてギブスの床に起ちし今朝澄む秋空が意外に低し




病む命ここに終るかと思ふ朝床に見て居り熟れし無花果




灯の下に汗の病衣を替ふる時背骨曲りて壁のわが影




艶艶しき印度林檎が枕頭台に配られてゆく今日クリスマス




西の窓に落葉舞ひ来るこの部屋に病み臥す父のはやくも七年




真夜中の電車の音の聞えけり癒えて乗るべき吾にあらねど




長病みに歌詠み耐へし三十余年そぼ降る雨に蕗の薹ふきのとう萌ゆ




父の葬りを終へて去る日のさみしさはただ空を見る青き空見る



2030年 農業の旅→ranking




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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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