あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  木谷花夫さん(7)



父と母の睦み給ひし年月の短くて子に癩つづきたり




癩園に離りゆかむと義父の前手をつきし少年のわれの日よ




母も老い義父も老いまして癒ゆるなきわれを交交いたはり給へり




名刹を誇りたりしが相続く癩に廃れしよわが生れし寺




末の子の生れしばかりの家を出で行きしが父の帰り来たらず




忽ちに手足の萎えてしまひたる変化も社会の隅の出来事



木谷花夫(田所靖二、田中真砂穂、田中正雄)さんの略歴
1919年1月19日山梨県に生まれる。1930年4月8日全生病院に入院。短歌を中心に、小説、詩、俳句を制作。歌集に『石上の火』(1959年日本文芸社)。小説は二篇が『ハンセン病に咲いた花戦後編』(2002皓星社)に収録されている。1961年6月15日死去。『石上の花』(1959年)


木谷花夫さんは記憶に深くとどまっている歌人の一人である。わかりやすく、心にずしんと響き、割愛した短歌はほとんどなかった。時代を越え、残っていく歌人だと思う。

木谷花夫さんにはプロミン治療の効果はあまりなかったのだろうか。


2030年 農業の旅→ranking

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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