あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  木谷花夫さん(5)




この国の政治豊かなるときも貧しきときも低し癩者は




ひらひらと吾を離れてゆくものあり真夏の夜のその漆黒に




秋深む陽差しとどけば寝台にいくたびもわが身を起しみる




水のごと光はくだる一年の終るしづけき枯草の上




弟妹ら母のあたりに集ふときいかに語られてゐるらむ吾のこと




内臓出血のその血を喀きて暫しののちカーテンに差す春日の光




父の病み兄の病みわれの病みつづく癩を憎めり魂のかぎりに




高窓に月光るとき簡潔に神を否定し眠らむとする




療養生活調査紙にわがためらはず書き込みし少額の小鳥の餌代




病める眼の至近を白き浮遊物となりて漂よへり人のかげ猫のかげ



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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