あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  木谷花夫さん(2)



病み重る日々

離れゐて遠きわが子がさやかにぞもの言ひ初めしと今日の便りや




重病棟にベッドを寄せて妻と生くる縮小されし現実の中




半熟の卵黄一つ食べ終へて重大なる使命を終へし如くゐる




平凡な療養者にて終へゆかむ病み衰へし日に願へるよ




癩園の限界の中に突き当り行き当りして生きるまでのことか





子の故に生きねばならぬ命よと今宵もわれに声迫り来る




孤児となるべきさだめ負はしめて終に術なしわれの幼子




ひたむきに生きたきゆゑに医師の前苛赦なき屈辱をわが受けてゐつ




夏の夜の明け初むるころ崩落のごとき眠りをもちて衰へぬ




荒荒しく病みの苛立ちをいふ吾にこのごろ妻が反発して来る



2030年 農業の旅→ranking






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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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