あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  三村辰夫さん(1)



癩病と父母のあかせしその日より蔵にこもりて十年過ごしき




同室の老いらの軽き寝息聞く最後の一首下の句浮ばず




宅急便のダンボール箱は嫁よりぞボタンのいらぬ丸首のシャツ




諍ひて頬を打ちたる日もありき七十路越したる郷里の妻は




煩悩の一つ一つを刈る如く理髪室の鋏音かろやかに




生れ在所近き作家の「楢山節考」二度読み返すわが昂りて




反核の集ひに我も入りたし自由のきかぬ手足がかなし




左手の痲痺しるければポケットの硬貨つかめず諦めたりし




しんしんと一夜を冷えし畑に入り踏む霜柱音冴えてたつ




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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