あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

多摩全生園  橋本辰夫さん(2)



差しのべて杖届きたる桜花幾ひらか散る顔に冷たく




使はねば使へなくなる己が手をはげまし今日は玻瑠戸を磨く




全盲となり果ててより平らなる心となりてひとり茶を汲む




両の手を空に泳がせ触覚にふれたる紐を引きて燈ともす




点字打つ定規に擦れて関節より滲み出す血は歌稿よごしぬ




雪解けの道をゆづりて立つ前を
をみなら花の匂ふがに行く




病棟の裏門を出づこの道は死者送る道春蝉のなく




白杖の支給を受けしわれ遂に百五十六番目の盲ひとなりぬ




目覚むれば元の盲ひにまた返るこの淋しさを何にて癒さむ




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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