あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

雄ヒヨコの死



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5日ほど前、囲いを全て取り払い、鶏舎全体に動けるようにした。その作業中、1羽のオスが足元にいるのに気付かず、踏みつけてしまった。

一瞬、異様な濁音が耳に響いた。

立ち上がろうとせず、死んだと思ったが、目を閉じたり開けたりしていた。一羽だけ別の場所で飼い、少しでも回復傾向が見えたら、また一緒にしようと思った。

当日は横になったままだったのに、翌日見たら、立ち上がっていた。障害は残るかも知れないが、命はとりとめたように見えた。

しかし翌々日の朝は気温が13度まで下がり、死んでいた。

大けがをしても、いっしょにおらしたらヒヨコは固まり合って、お互いに保温し合うのに、1羽でそれができなかった。ヒヨコからすでに2週間ほど経過していたので、夜間に古毛布を掛けるのを怠ってしまった。

踏んづけたことより、結局の死因は「凍死」だったことにショックを受けた。


抜け殻

私のてのひらに

こんなに軽く乗って

お前のいのちはどこへ行ったのであろう

そっと 
寄生木やどりぎに尋ねてみても

知らないと云った

真白いお前の
亡骸なきがら

こんなに軽く

私の
てのひらに乗って

お前のいのちはどこへ行ったのであろう

かなしい ものの
運命さだめ

今日吹く野づらの風に

私が そっと山に尋ねてみても

お前のいのちはなかったのか


ヒヨコは一昨日の朝、死んでいた。今朝、胡桃の木の根元に埋めた。ふと、この詩が頭をよぎった。邑久光明園の橋本正樹さんの詩です。



2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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