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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

異次元の世界


ホームセンターの直売所など、野菜を買う目的で来ていないから、あまり売れんだろう・・・という農業仲間の言葉はあたっていなかった。

逆に、野菜だけの直売所でほとんど売れていない。

日曜日にホームセンターのナンバに出荷したツルムラサキとエンサイは完売し、青シソは2袋残っているだけだった。

もっと売れるようなら、毎朝、エンサイ12袋、ツルムラサキ8袋、青シソ6袋を持参しようと思う。

しかしそうするには、物がない。

夕方、雨の中、エンサイを増やすために定植した数と同じくらいの220本ほどの挿し木をした。今の時期は、エンサイもサツマイモもハーブのタイムも茎のところから少し根が出ている。だから挿し木をすればすぐに活着する。1ヶ月も経ないうちに出荷できるようになると思う。

明日はツルムラサキも追加で50本ほど挿し木をする予定。見た感じではツルムラサキは挿し木ができないように見えるが、実際はエンサイと同じくらい挿し木が簡単である。


目標設定が「手取り100万」と低いので農業でがんばることができる。

これが「手取り150万」にしなければならないなら、自分の場合は農業ができない。

その100万も、今の現状では到底とどかない。

それでも、農業にほとんど投資をしていないので設備投資の借金はないし、病気がないなら、少しずつでも収入を上げていくめどを立てることもできる。

農業にとって最も危機的な状態は、貧乏であることより、病気になることである。

農業に投資していないということは、農業のランニングコストも少ないことに通じる。

たとえばハウスがあれば4年に1度ほどハウスのビニールの張り替えがあり、8~10万円ほどの出費を迫られるのでなかろうか。


ワンパック野菜だけをしている人は直売所出荷を、直売所出荷だけをしている人はワンパック野菜の営業もしてみると、「目からうろこ」のような発見がある。

ずっと「顔の見える関係」にこだわってきた。だからワンパック野菜(セット野菜)だけを続けてきた。

直売所出荷は「顔の見える関係」ではない。どこの誰が買ってくれているのかほとんどわからない。

それでも、今日は5個売れたとか7個売れた等、違った楽しみがある

単価のシールに名前が表示されているから、先方からは名前がわかる。案外、身近な人が買ってくれている可能性もあるし、同じ集落の人が買ってくれて、夕げの話題の一つになっているかもしれない。

このホームセンターで1日に売れる個数の概算がつかめるようになったら、直径5センチの「ヤギの画像を載せたブログ・あめんぼ通信」のシールを張って、ブログに誘導したいと思う。

そして野菜を購入してくれた客がブログを見てくれたら、店での固定客になってくれる可能性もある。

しかしまだその域には達していない。少なくとも後1ヶ月は経過しないと、1日に売れる個数の概算はつかめない。

シールは1枚が2円もするので、今はまだ使う時ではない。

このホームセンターで、自分の野菜の確固たる居場所と、出荷するリズムと、購入してくれるだろう個数が把握できた時、ブログのシールを張る。

ホームレスの人が「ビッグイシュー」を1日10冊売れば、1日に1600円の純売上(手取り)になる。

90~120円の単価のものを1日に20袋売れば、1日に2000円ほどの総売上になる。ここから15%の売上手数料と、生産にかかった経費の概算を差し引くと、1200~1300円ほどの純売上になる。

年収が600~800万の人からみれば、まるで異次元の世界かもしれません。


2030年 農業の旅→ranking


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コメント

 オリジナルシールは他人の商品との差別化の為に是非必要です。(~o~)v

  • 2010/07/14(水) 06:33:49 |
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  • スロー人 #qbIq4rIg
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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