
去年の10月にビワの「とり木」をしたが、9か月後の今月、成功したのは15本のうちの2本だけだった。そのうち1本は根が伸びているが、もう一本はそれほどでもない。
残りの13本は根が出かかっているような形跡はなかった。


それでも、そのまま捨てるのは惜しかったので、上の画像のように、枝を切り詰め、葉を4分の3ほど切り捨て、土の中に埋けた。つまり挿し木にしてみた。切り詰めた枝葉はヤギがおいしそうに食べた。

ビワの取り木はうまくできなかったが、クワの挿し木は8本ほど成功した。クワは品種が多い。2種類のクワを挿し木にした。



ハーブの挿し木も、今のところ、うまくいっている。左からステビア、レモンバーベナ、セイジ。
ステビア・・・砂糖の300倍?の甘さ。あまり注文はないが10本ほどは常時確保しておきたいので挿し木をした。挿し木成功率は9割ほど。それほど簡単。
レモンバーベナ・・・茎の堅そうな部分を挿し木にすればまず成功する。
セイジ・・・青枯れ病が多いので毎年60本ほど挿し木をしている。セイジの挿し木成功率も70~80%と高い。


今日、コメントを頂いたタイム。
コモンタイム・・・料理用
レモンタイム・・・ハーブティ用
ミツバチが群がっていたのはコモンタイムの方です。レモンタイムより香りが強烈である。
ハーブは花を咲かせると株が弱るので、花が咲く前にどんどん摘み取り収穫をした方がいいです。出荷がなく放置していたら花が咲いてしまったので、切り戻して刈り捨てようと思って近づいたら、ミツバチ(西洋ミツバチ)がわんわんと群がっていました。だから偶然の光景だったわけです。
タイム類は6月の梅雨時にはサツマイモのように根元に近い茎から根がたくさん出るので、切り取って植えるだけで、1株で50倍ほどに簡単に増やすことができます。常緑草ですが、花が咲くのは5月、6月の2ヶ月間です。秋に植えれば、春には大株に成長します。成長スピードが早く、すぐに株が密集するので、毎年株分けした方がいいです。
自然にこんもりとした丸型になるので鑑賞用にもなり、放任栽培でよく育ちます。ハーブは肥料をあまり欲しがらない。
(今日の出荷)
タマネギ(250円)
ジャガイモ(200円)
キュウリ(300円)・・・2単位
ナスビ(250円)
ピーマン(200円)
ナンキン(200円)
レタス(150円)・・・2個(収穫末期)
エンサイ(150円)
ツルムラサキ(200円)
合計1900円、送料800円、総計2700円
サービス品・・・青シソ、ニンニク、ハーブティ用ハーブ3種類(アップルミント、レモンバーム、レモングラス)
この時期は通常、インゲンがあるので+400円で3100円ほどになるはずだが、今年は失敗した
その他、イタリア料理店からスイートバジルだけの注文。1単位は150グラムで単価は150円。16単位は入るので、150円×16単位=2400円。送料800円で総計は3200円。
(明日の出荷予定)
ホームセンター(エンサイ6単位、青シソ4単位、ハーブティ3単位)
JA直売所(エンサイ4単位、青シソ3単位、ツルムラサキ3単位、ハーブティ3単位)
民間直売所(エンサイ6単位、青シソ5単位、ハーブティ12単位)
イタリア料理店・・・レモンバーム、レモンバーベナ、レモングラス、コモンタイム、レモンタイム、ブラックミント、スペアミント、アップルミント、セイジ、ローズマリー各2単位、スイートバジル1単位の注文・・・イタリア料理店をえり好みするわけではないが、こういう注文はありがたい。
イタリア料理店に送るハーブはすべて1単位を150円にしている。よく注文をくださる料理店は送料分800円ほどのサービス品を入れている。つまり5~6品のサービス品であるが、サービス品は収穫しすぎたり、残ったりしたのを入れるわけだから、あまり負担にならない。ましてハーブは、はびこって困る雑草なんだから。