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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

アカシアの雨に打たれて

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アカシアの雨に打たれて、このまま、死んでしまいたい・・・

そのアカシア(ニセアカシア)をもらいに行った。

数日前に和気町のNさんから、ニセアカシアの幼木をたくさん見つけたが、いらないかと電話をもらっていた。ミツバチの蜜源として有名な木なので、何人かに声かけして頼んでおいた。

画像は8年ほど前にNさんが植えたバナナの木。我が家より15キロほど県北の山に囲まれた盆地なのに、温暖化のせいかバナナが生っている。その木陰で語り合った。


Nさんが当地に来られて、まもなく11年が来る。

40代半ば過ぎで、第2の移住地として当地を決めるのは、厳しい決断を迫られただろうと思う。それ以前には、那智勝浦町の色川という「都市住民が多く移住している全国的にも有名な村」におられた。

色川は地理的な「限界集落」である。Nさんは「ほどほどの田舎」を求めて、再度の移住地探しをして、当地を決めたのだった。

大都市で長く生活されていたが、「田舎暮らし」のうまい人だと思う。

Nさん独特の「田舎暮らし術」を持っている。

半農半Xの暮らしで、半Xはいろんな請負仕事をされている。

Nさんが教えてくれた話で、ある「物」が必要になった場合、
(1)カネで買う
(2)交換する
(3)広告に出す
(4)人に頼んでおく
(5)もらう
(6)ひろう
(7)自分で作り出す
というような方法があるらしい。

この7項目の発想からして、大都会でも、過疎の山村でも、無人島でも生き残っていく人だと思う。ただし当人は「ほどほどの田舎」がいいと言う。家族もそれを望み、色川から移って来られた。
 
ずっと以前から当地に住み続けてきたような人間関係をすでに築き、風景にも染まっている。

この地に根を張り、この地でアイデンティティを確立し、この地で死んでいくつもりだろう。


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Nさんの自信の稲。尺角半(45センチ)の間隔で2本植え。
肥料は全く入れない、除草剤も全く使わない。投入するのは収穫した稲ワラと刈り草だけ。


  
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手先が器用で手作りの農具も多い。画像は「ころがし」という除草器具。草の生え具合によって2種類を使い分けている。

「稲を作ると地域から信頼を得られる」という言葉を聞いたのもNさんからだった。この言葉を聞いた時には、「はっと」した。


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野菜にも肥料は全く使わない主義。耕起もしない農法だったが、モグラの被害が多く、今年は耕起してから草を敷き詰めた。草マルチでほとんど草は見えない。ナスビとキュウリが見事に育っていた。

2030年 農業の旅→
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp
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