あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

26の待受けを設置した年もある


去年、一昨年より2週間遅れて4月18日に第1分蜂を捕獲したばかりだから、今年は5月12日頃まで分蜂があると思う。

元巣が多くても、少なくても、当方で獲れるのは10群前後である。混み合っていたら、蜂は察知して、遠方(と言っても2キロほど)へ移動すると思う。

分蜂群は元巣から5メートル内外にある木の枝等に、いったん、蜂球を作り、その分蜂について出る蜂を集合させ、探索蜂の尻振りダンスの多数決で決まった新居へ集団で移動する。

田んぼで飼っている群は近くの果樹の幹に蜂球ができることが多いので捕獲しやすいが、山の群は近くの高木に蜂球ができるので捕獲は難しい。

今年は田んぼの1群だけしか分蜂をせず、それが3回分蜂し、他所から来たのが2群で、合計5群(1群は販売済み)とれている。

2キロ内に分蜂して「蜂密度」が高くなると、蜜源の競合になり、共倒れの危険もある。だから捕獲できた群は遠方へ移す(販売する)方がいいのではないかと思った。

最新バージョンの巣箱は蜜蜂にどうも気にいってもらえない。去年の5月に7セット(7万円)購入したが、無駄な投資になったかもしれない。

巣箱は(1)底板 (2)開閉扉つきの高さ8センチの最下段の箱 (3)その上に重箱4個 (4)最上段はベニヤ板でふさぎ、その上に蓋  という構造であるが、蜂が巣作りを始めるとスムシが入り(3)の重箱は「消耗品」となり耐用年数が短いが、(1)(2)(4)は10年は使えるだろう。

来春に備えて近々、重箱のみ、内径24センチのを20個作ってもらう予定。

8年前、蜜蜂飼育者に偶然出会うまで、日本蜜蜂がこんなに簡単に捕獲でき、だれでも飼えるものだとは、全く知らなかった。それでも分蜂の現場は田んぼで何回か目にしたことがある。あれが日本蜜蜂の「分蜂」だったんだと、飼い始めてから知った。

ごくシンプルな箱だが、箱作りは自分には無理と思った。友人に木工作家がいて、その人を巻き込んで、箱作りを依頼した。結果が良ければ(蜜蜂が気に入ってくれれば)、ベストの箱と言える。5セット作ってもらって設置したら、初年度に4セット入居してびっくりした。あの春の感動を今もひきずっている。
最初から指導していただき、開花したキンリョウヘンを一鉢くださり、待受け箱の天板(ベニヤ板)と巣門にバーナーで蜜蝋をぬってくれた「蜂飼いスロー人日記」さんも驚いていた。

木工作家の事情で作ってもらえなくなり、去年の春、箱作りをしてくれる人を新たに探し始めた時、ある材木店で「巣箱を依頼されて作ったことがある」とお聞きし、その材木店に依頼した。

巣箱にすでに20万余り投資している。最大で26の待受けを設置したことがある。

蜂浪人の期間も随分と長い。初年度~5年目くらいまで、夏がなかなか越えられず、秋のお彼岸頃までに消滅や逃去を繰返し、たまたま2群が越冬したのが一昨年の春で、去年の春は7群が、今年の春は3群が越冬した。

一昨年、去年と約10群の分蜂がとれたが、今年は現時点で5群。

たまたま2群が越冬した一昨年の春、6年目にして始めて、キンリョウヘンの4月1日開花に成功した。


2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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