あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  村瀬広志さん(2)




またも雨ならむ窓の辺に点字打つ用紙の音が湿りおびくる




耳鳴りのはげしき今朝は舗装路の吾が杖の音さへ意外にとほく




手さぐりにズボンをたたみ寝敷きする心の皺をのす如くして




探り歩むに懸命らしき杖の音にわが杖ゆるめ歩調を合す




盲人会図書のテープの百余巻いまだ聞かぬは「蟹工船」のみ




決りたるわが部屋の形確かむと納得ゆくまでまさぐりてゐる




朝より点字打ちつぐわれの背に早春の日がはひのぼりくる




眼の見えぬ者は暗しといはれつつ四季をりをりの花を培ふ




両親の墓参かなはねば手を合はす我が家あたりと思ふバスの中




積雪にわれの杖音消されつつ砂漠のなかをゆくごとくゆく





2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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