あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  津川 冽さん



父母のなき生活を思ふ日もあらむ吾子の現実に寒夜堪へゐつ




清やかに白雲移る昏れ際も体温の指標は赤線を越す




たのめなき人の生命や眼をやりし鏡に映る冬海の色




声あげて泣き叫びたき衝動にひた堪へてをり寒夜潮騒




深沈と真夜の臥床に眼覚めゐて汝が生命を闇にまさぐる




潮騒の耳にたつ夜はしみじみと帰る日のなき故郷を思ふ




廻転椅子の軋みとともに我が向けし背に感ずる聴診器の冷え




薬飲みて得たる眠りのひとときも癩の想念ははなれゐざりき



津川 洌さんの略歴
昭和19年6月28日長島愛生園入園。『青磁』(昭和26年)『小島に生きる』(昭和27年)


2030年 農業の旅→ranking

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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