あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  洲間新吾さん



ふるさとの古新聞よ癩われの偽名の歌がひとつ載りをり




弾痕のうづく此処まで侵しくる癩をしみじみ憎しと思ふ
(洲間さんは傷痍軍人なのだろう)



昂りて
いのれる人の群にゐて湧く寂しさよ何処よりくる




蔦は石にすがりて萌ゆる初夏の陽に生きゆくことも幸のひとつか




癩われの癒ゆる日待つと言ふ母の心うたがふ今夜愚かに




さすらひの果にきたりし此の島はふるさとに似て空碧く澄む




犠牲と言はれ宿命と言はれ滅亡を希はるる種族か癩者吾らは




死滅希はるるうつつこの身のかなしみを犠牲と人らの言ひて足るらし



洲間新吾(須間新吾)さんの略歴
昭和23年7月29日長島愛生園入園。34年8月29日没。享年42。『青磁』(昭和26年)『小島に生きる』(昭和27年)


2030年 農業の旅→ranking

このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム