あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  鏡 功さん(3)




字を違えて注文せしや入園の年より誤字の印使ひ来ぬ




入園して知りたる一つ『家の光』の「怖しい話」はわが癩の事




供ふべき神はもたねど追儺の豆数へつつ六十個噛み終りたり




島影の冬の椿に佇みて記憶は花より湧ける思ひす




会ひに来し姉と弟亡き父に似てると言ひて帰りゆきたり




ここは何処われは何者海峡を越ゆる大橋を渡りてゆけば




悲惨なりし世に且つ病みて島の土の素焼の小さき壺に眠れり




わが呼びしことなき元の名にかへり骨堂に妻の骨壺はある



鏡 巧(卓美・太郎)さんの略歴
昭和3年11月徳島県生まれ。小学3年知覚麻痺、昭和14年秋学校検診で診断、昭和15年3月7日長島愛生園に入園。昭和22年骨髄炎で入室。同じ頃失明して入室していた学園の教師、
深田冽の代筆をするうち「多摩」に入会。木俣修の選を受ける。「多摩」終刊の後は「形成」「朔日」に参加。『青磁』(昭和26年)『小島に生きる』(昭和27年)『あらくさ』(昭和30年)『あかつち』(昭和31年)『青芝』(昭和32年)『風光』(昭和43年)『海光』(昭和55年)『誤字の認印』(平成5年)『不作為犯』(平成12年)


2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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