あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  鏡 功さん(2)



朝鮮人の君はこの島に癩を癒やし帰りゆくべき祖国を持てり




故郷の新聞にて父の死を知りぬ一行のみのつめたき活字に




発病せるわれをともなひて神仏をめぐりし父の齢となりぬ




幼き日に聞き覚えたる般若心経父の息つぎしごとく息つぐ




自らの生を確かむるごとき顔せまき通夜堂に集りてきぬ




癌の痛み途切れし妻のさて何をしようかといふに声をのみたり




鼻梁高き少女の頃のうつしゑの顔にかへりて息ひきとりぬ




ハンナ・リデル
の通訳をせし英語だに役立たず癩の一生終へたり




かなしみの極まるときも季がくれば桜は島にみちあふれたり




妻逝きて用ひずなりし漬物石もとの浜辺に今日返したり




人はかく呆けゆくものか三回忌過ぎて漂ふごとく起居す




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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