あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  森岡康行さん(2)



この疲れ無為の故より来るならむ水屋を拭ひ手すりを磨く




静止すれば海も忽ち凍らむか小さき入江の結氷したり





エンジン止み下船準備のざわめきの中よりもとむ老い母のこゑ





わが前に声なく立ちしその人をしばらくの後母とは知りぬ





手探りにわが淹れし茶をすすむるにしばらくにして茶をすする音





盲ひわれらにそひ遂げよとて老い母が結婚届いま書き給ふ





もの言えば涙とならむ母の船去りたる浜に妻の手さぐる





受取りし便りただちに読みくるる女子補導員は涙ぐみつつ




盲将棋してゐる吾らのみ残り昼餉の後の野は風のなし





面会の姉に手を引かれゐる妻のはればれと笑ふその声きこゆ




2030年 農業の旅→ranking





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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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