あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  北田由貴子さん(2)



女子寮に老いて盲ひて鈴つけし靴にてあゆむ友とゆきあふ




苦しさに上り来て
海人歌碑に対ふ肩冷ゆる風にしばらく堪へて




秋雨の降るけふは夫も家に居てわが望む書を読みくるるなり




ひたすらに点字舌読せる友は訪ひ来しわれにいまだ気づかず




舌にのみ残る知覚に点字読む友の一途さにこゑもなく佇つ




官職に就きたる兄の重厚さけふ会ふわれをたじろがしむる




両手もてわが手を握り
死人しにびとのごと冷たしと言ふなり兄は




爪もげて痛覚のなき足ながら生けるしるしと血の噴きいづる




わが視力ありて絵をかきゐしころに憧れたりしピカソ逝きたり




入選したる段段畑のわれの絵を面会に来し兄持ちかへる





2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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