あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  北田由貴子さん(1)



弱視われの嘆きは言はね灯の下にほころびを縫う夫いとほしく




癩病めば優生手術を受けて住む夫婦舎地区に子らの声なし




大きく太くみづから書きし文字ながら読み難きまで視力衰ふ




島に来て三十九年かふるさとの記憶を呼べどただ淡淡し




弱き眼に容赦なく沁みる陽を避けてわれは日陰を撰りつつあゆむ




義肢の友はるばる山を越えてきて今日はわがために日もすがら読む




わが膝にわがこぼしたる飯粒を拾ひつつ何かつぶやく夫よ




亡き父母の遺志継ぐ姉が讃岐米背負ひて今年も面会に来し




相逢へば手をとりて泣くわが姉の荒れしその手にふるさと匂ふ




眼を病めば学ぶことさへ限られて今日も頼みの録音を聞く




2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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