あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  田井吟二楼さん(1)



漸くに離籍手続終へしこと吾子の寝たれば妻が言ひ出づ




怠らずプロミン注射は受けませと妻はねんごろに言ひて去りたり




病型の似通ふ顔を鏡面に友と並べて剃られてゐたり




いつよりか隈なくなりし顔の痲痺を髭剃られつつ思ひてゐたり




同郷と知りて話題は果てしなし耳遠き吾と咽喉切開せし君と




今日もまた哀れまれゐる一人にて慰問団へ園歌を唄はねばならぬ




痲痺の口唇双手に押へ火を吹けるこの一ときよ人来るなかれ




癩院に五たびの新春巡り来しいまは疑はず島に死ぬ身を




屠蘇汲むに暗き未来が浮ぶなりああこのままに酔ひ痴れてゐたし




手術して癒ゆる疾を羨しめり癩菌は骨の髄まで侵すに




伸び早き寮児に吾子を見つつをり会ひ難きままに三年を過ぎて



2030年 農業の旅→ranking




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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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