あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  金沢真吾さん(6)



橋成りてわが療園の夏祭人いきれ迷子もの焼く匂ひ




子燕の育ちゆく声生き生きと朝より夕べ昨日より今日




葛咲くと萩咲きたりと霊山の秋を伝ふる園内放送




子ら持ちて帰らぬと言ふ君の遺骨他人われらの相寄り拾ふ




癩癒えて余病に逝きし君ながら遺骨を子らは島に置き去る




事故車の辺に寄らば病がうつると言ふポリスの言葉死者を鞭打つ
(20年ほど前、長島に帰りつく直前のブルーラインで起きた、入所者6人即死の大事故。僕の記憶にも残っている大事故だった。ハンセン病はとっくに治る時代に入っていたのに、まだこんな認識の人もいたのか)




はばからずわが言ふべきを言ひ放ち透明人間のごとくわがゐる







自治会存続めぐる議論もつづまりは語るに落つる保革確執
(長島愛生園でも過去にすさまじい対立があった。加賀田一さんの「いつの日にか帰らん」に詳しく載っている。療友という深い友情とは別に、他の側面ではこういう対立も多かった)




顔色を窺ふるすべのなきを利し今日は会議に自説貫く





2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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