あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  福岡 武さん(2)



肩叩かれふり向くしばし声とならず二十七年振りの弟立てり




慌しく会ひて別れを惜しむ間も銀杏もみぢの散りやまぬなり




わが病らいヽヽの兆しと知りしより弟妹たちを寄せつけざりし







死の床に父は言ひしか弟にらい園にわれの生きてゐること




何といふ脆きこころぞ一言のいたはりにわが溺れてゐたる





戦死せり友あり若く死にしあり療園にいまわれは生きをり







一言一句に癒やされてゆくわが渇き真砂に水の滲み入るがごと




長き手紙そらんずるまで読み返し血脈の血の脈うちはじむ




年頃の娘もあるゆゑと婉曲にわが返信は断りてあり





ひとつひとつ小さく諦め生きて来てわれにいのちの一眼保つ






2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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