あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  明石海人さん「白描」1939年



気管切開


鼻ありて鼻より呼吸のかよふこそこよなき幸の一つなるらし




この冬はこの冬はとをおそれつつかそけき命を護り来にけり




切割くや気管に肺に吹入りて大気の冷えは香料のごとし




また更に生きつがむとす盲我くづれし咽喉を今日は穿ちて




おほかたは命のはての歌ぶみの稿を了へたり霜月の朔




かたゐ我三十七年をながらへぬ三十七年の久しくもありし






蒼空のこんなにあをい倖をみんな跣足はだしで跳びだせ跳びだせ




蝉の声のまっただなかを目醒むれば壁も畳もなまなまと赤し




夕づけばしづむ遠樹の蝉の声なにもかもしつくして死にゆくはよけむ




こんなとき気がふれるのか蒼き空の鳴をひそめし真昼間の底




起き出でて探る溲瓶しびん前後まへうしろかかるしぐさに年を重ねし




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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