あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  明石海人さん「白描」1939年


紫雲英野

巳にして葬りのことも済めりとか父なる我にかかはりもなく




ながらへてかたゐの我や己が子の死しゆくをだにうべなはむとす




世の常の父子なりせばこころゆく嘆きはあらむかかる際にも





島の療養所

蔦わか葉陽に透く朝を窓ぎはの試視力表はほのかに青む




父母のえらび給ひし名をすててここの島の院に棲むべくは来ぬ




監房に罵りわらふもの狂ひ夜深く醒めてその声を聴く




幾山河

遇遇を逢ひ見る兄が在りし日の父さながらのものの言ひざま




ゆくりなく映画にみればふるさとの海に十年のうつろひはなし




鬼豆

年祝ぎのよそほひもなく島の院に百八つの鐘ただ静かなり




元日をきたる年賀の文ふたつうちのひとつはふるさとの子より



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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