生活の運転資金は、できるだけ小さい方がいい。
農業の運転資金も、できるだけ小さい方がいいと思う。年間、60万円以内の運転資金に留めたい。つまり、
種苗費・・・・・・・・4万円
肥料費・・・・・・・・5千円
飼料費・・・・・・・・5千円
農具消耗品費・・5万円
ガソリン代・・・・・ 7万円
作業着代・・・・・・ 2万円
車検代・保険代・・7万円
消耗品・雑費・・・・5万円
電話代・・・・・・・・・5万円
パソコン関連費・・6万円
見学・研修費・・・・2万円
書籍代・・・・・・・・・・3万円
(減価償却費・・・・ 10万円)
生活(ライフラインと食費)の運転資金も60万円以内に、農業の運転資金も60万円以内に、そして売上-経費(運転資金)=60万円は農業で稼いで。これで、補助金が(60万円×5年間)あればいいのだが。
2兆円の定額給付金のばらまきをやめれば、66万6千人のロストジェネレーションに(60万円×5年間=300万円)の支援が可能である。
つまり、60~70万人の緑の雇用が実現する。
スタート時1~2年以内の初期投資も150万円以内(農業用軽四を含む)に留めた方がよい。これ以上の投資はすべきでない。
人生のランニングコストはできるだけ小さくしておいた方が、仕事でも選択の自由が確保できます(作家、高樹のぶ子)。
民主党は新エネルギーへの転換で、250万人の緑の雇用を見込む構想を打ち出しているが、もっと具体的にすべきである。緑の雇用が緑の「土木事業」になったらこの国は沈没する。今度こそ、ハード事業ではないソフト事業が求められる。
提案したいソフトな緑の雇用とは、
(1)集落周辺の草刈
(2)イノシシやシカやサルの防御柵
(3)棚田の田植えや稲刈りの応援
(4)集落周辺の竹や雑木の整理
(5)集落内で買い物や介護の応援
(6)ニワトリ20~30羽運動
(7)ヤギのレンタル事業
(8)簡易な方法による炭焼きの復活
(9)休耕田の耕運、荒地の復旧作業
(10)水路掃除や道普請、土手の草刈
(11)限界集落に1~2人の「若者集落協力隊員」を
集落の高齢者が、集落内の空き家の世話をし、百姓仕事を教える傍ら、重労働だったり、応援してもらいたい上記のような仕事を手伝ってもらう。つまり1日2~3時間、週に2~3日の労働で、月に5万円、年間60万円の給与を5年間。その間に「田舎暮らし術」を体得してもらう。
集落営農に補助金を出すより
ロストジェネレーションに緑の移住支援を!
夕方、水に濡れた新聞紙を枯れ枝といっしょに焼いた。収穫容器の底にはいつも新品の新聞紙を敷き、収穫後はジョロで打ち水をする。野菜を仕分して包むのも新聞紙である。だから、かなりの濡れた新聞紙が出荷のつどゴミとして発生する。それがある程度たまってから月に1回ほど焼いている。あまり気乗りしない作業だが仕方がない。新聞紙を焼いた灰は田んぼに入れず、家の近くの使っていない田んぼに入れる。
今日から仕事をした。冬の農作業は生産労働は少ないが、それでも半日ほどは身体を動かした方が心身のためによい。
仕事はやればいくらでもある。
(1)草刈、水路掃除
(2)果樹の選定や寒肥(トリ小屋の鶏糞)
(3)黒マルチの片付け(サツマイモ畑等)
(4)シイタケの原木を20本ほど新たに作る
(5)籾殻運び(クン炭作り)、稲ワラ運び
農業科がある近くの瀬戸南高の授業では、飼っている鶏を生徒らが絞めて、肉や内臓を食べる。(朝日新聞1月4日)
今の農業高校でも、鶏を解体する作業はしているようだ。鶏を絞めて、それをさばいて(肉にして)、食べるという一連の作業は貴重な経験だと思う。
なお、鶏肉は、産卵から10週間(70日)ほどで肉にされてしまうらしい。つまり、産まれてからたった2ヶ月と10日間の命である。我が家の曾婆さん鶏は5月26日で丸4年がくる。
ブログを公開する1時間ほど前からは、新しいことは入力せず、読み安いように行間をあけたり、誤字脱字をチェックしたり、配置を入れ替えたり、2~3回読み直したりしているが、農業もすでにそういう段階に来ている。今までやってきたことを整理したり反復したりしている。
毎日、画像でアップしているような農業展開しか、自分にはできなかった。他人に比べて見劣りしていてもそれは仕方がない。それが自分の19年間の結果だから。
(今日の夕飯)
ダイコンの煮物
赤魚
ハクサイの煮物・・・ハンバーグ少々
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