あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  坂井新一さん



孤冬


こんなにも

静寂りかへった冬朝

しんしんと身に喰ひ入る

この冷たさはどうだ。


からりっと

晴れ渡った空にも

憂愁の翳はあるのだらうか

杳々、山脈の端に

わびしい雲が動いている


ああ遠く離れ住む恋人よ

あったかい便りをくれないか。
 








五月


すっきりと晴れ渡った碧空

土蔵の白壁は五月の太陽を正面に浴びてゐた


とほく 若葉で飾ったポプラの舗道

チラ、ホラ掠める桃色パラソル

五月の風景は皆若々しく活発である


ああ だが

俺は痩せこけた胸に掌をあて

乱れたラッセルのおとを聴きながら

木陰で五月の日射を避けてゐる。









床を取る


身も冷へた 心も冷へた 冬の夜、

隙間洩る 風の心も 恨めしい。


待つ人も 待たるる人も ない身空

いつ知らず 胸の埋火 消へてゆく。


何んとせう 生きて居る身を 何んとせう

のろのろと 今宵も独り 床を取る。




2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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