あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  明石海人さん



追悼詩
━━故山川信吉兄の霊に捧ぐ



いつぞやのたはむれ言がまこととなって

思ひもよらない君の葬ひの歌を

今日は歌はなければならない

然も私は熱に臥て

君に最後の訣れを告げる由もない

信吉君

君と過した一年足らずが

此の頃の私の一番生き甲斐のある明暮であった

私の作った器にいくらかの値があるなら

土を捏ね火を焚いた君に

その半は酬ひられよう

信吉君

これら私の貧しい営みの

半を君に捧げ

なかばを神に捧げる

とこしへの御座のもとで

再び相見る君であれば

今は歎くまい

ただ君の年老ひたまふ母君の悲しみが

私を悲しませる

夜の星が南へ流れる時

春の日が海に落ちる時

遥かに君のふるさとの島に

地の上を離れることの出来ない私の歎きを送らふ









宮川量先生を送る


草は深く土は固い此の島に

途を切り 畑を開き

かくて花を咲かせ 実を熟らせ

天日と大地の恩恵を導いた師の手


肉身の病ひと闘ひ

つややかな頬の色に

輝き出る師の魂


此の人を送るのは惜しい

あの声に別れるのは淋しい

けれど南の島には

更に恵まれない同胞が待ってゐる

やがてあの島に花が咲き

木の実が熟る日を祝福しやう


みなみへ みなみへ

星も流れよ

翼もはばたけ

祖国を清める 使命のゆく手に

青い空は新しいページを開いて

師の足音を待っている・・・



2030年 農業の旅→ranking


このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム