あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  島村静雨さん



わたし達は何かを


いつからかわたし達は何かを失ってしまったのです。

わたし達は何かを奪われてしまったのです。


その日からわたし達は

つきまとう影に怖れる存在となってしまったのです。

しつような影の存在の意識に

すっかり己を見失い 彷徨ったわたし達です。

たしかに故郷もあったのですが

もはやそれさえ幻の城のようにあこがれのむなしい

遠い存在となってしまったのです。

故郷を美しい追憶で飾るのは 健やかな夢です

わたし達の夢はいたんでいる。


わたし達は何も知らないのです。

わたしがわたしでなくなった理由を━━

全く知らないのです 速い引潮のようにわたし達から何かが

去っていった理由を━━


それは満ちてこない潮です。

藍さを失った海です。

渇き 地割れした干潟の孤愁の横顔です。


あなな方は知らないのです。

わたし達の求めるものを━━

わたし達からうばい去ったもの わたし達が失ったものを返して下さい。
 


2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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