あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  豊田志津雄(庸沢 陵)さん



日記

今日も白紙

昨日も白紙

前の日も

その前の日も

白紙だった

そうして

もはやのこり少なくなったページ

その余白もまた

白一色で終るのかもしれない


再びつかう事のできない日記

それ故に

ただの一字だけでもいい

思いきり大きく

思いきり強く

「心」と云う字を書きなぐりたいものだ












きずついた蟻が一匹

仲間をはずれてか

カタツムリのように

さまよっている


泥沼の道の

起伏に蠢動する

蟻 蟻

蟻の行列


どれを見ても完全にととのった肢体だのに

なんとお前の

みすぼらしい恰好よ


だが お前は

未だ目玉がつかえるのだ

それと触角が無傷のまま一本のこっている

足も数本は屈折が自由なのだ


それだけととのっていれば

食うこともできるだろう

冬への準備もできるだろう


お前は過去の何物をも

もはや

とりもどすことはできないのだ


すでに

霧の彼方に消え去った

お前の前身


そんな夢のような憧れはすててしまえ

せいぜい一日一日を楽しむがよい




2030年 農業の旅→ranking



このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム