あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

邑久光明園  飯崎吐詩朗さん(8)



後前はさもあらばあれ一本の注射を欲れり痛み忘れて




痛む手の自由叶はぬあけくれは妻を煩はす己が手のごと




白眼に耐へて生くるも汝れゆゑと不仕合の母がこと寄せ給ふ




わが親にも親の親にもなき病いづこより得しこのやまひかも




子を産まぬ掟のもとにむすばれし男女の行ひより儚きはなし




掟てられ断種といふを施さるる身の深きなげきの消ゆべくもなし




おほかたの人の記憶に忘られてただ母のみを苦しめて生く




猿股の紐さへ人に頼まねばならぬこの身を如何に生くべき




飯崎吐詩朗さんの略歴
明治41年大阪生まれ。昭和4年外島保養院に入院。昭和6年「いぶき」の亀山美明に師事して作歌を始める。昭和9年の水害で大島療養所委託患者を経て邑久光明園へ。戦後いちはやく短歌会を結成。昭和23年逝去。享年41。歌集『やすらい』(昭和13年)『藻の花』(昭和10年)『光明苑』(昭和28年)『三つの門』(昭和45年)




2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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