あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

邑久光明園  飯崎吐詩朗さん(4)



うつうつとまどろむ頃を枕べの花の匂ひに包まれにけり




見のかぎりただ一色の煙幕に覆はれはてぬ大大阪は




会ひあへどやまひ持つ身のかなしさは席をへだてて対ひたりけり




訪ひたびし君を迎へてかなしさはなにもてなさむすべのなき身ぞ




ぬば玉の夜のしじまにとべるものその蝙蝠コウモリの羽音ききたり




(避難の堤上にて)
いままでになせるなべては失へど生命一つはまさきくてあれ




新しくまことあらたに生きむとす死をのがれこしいまの心に




(貨物船の僅か十五噸にも足らぬ船にて播磨灘の荒波を渡り十月一日大島療養所に委託移送さる)
先を航く船の残せる一筋の水脈白白と陽に燿れるなり




遁げ惑ふ患者らいたはりあはれあはれ尊き生命捧げしか君(外島保養院・中野婦長)




高潮に流されつつも身の力及ぶかぎりは泳ぎたらむに




あへなくも死にたる君の遺稿のみは編むべく欲れどいまはすべなし



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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