あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

邑久光明園  森山栄三さん(4)



唇に点字まさぐりし日を思い録音に聞く我が詠みし歌




開通を喜び合える橋の上瀬溝の潮は青青と深し




借金のいいわけいつもせし母の浮かびてぞくる記憶は悲し




今日一人週に一人と減り逝きて癩終焉の間近となりぬ




過去を捨て苦悩忘れて新しき納骨堂に眠る三千八百余柱




らい予防法廃止となりしも兄弟に負わせし痛手浅くはなからん




洗面を済ませし後にかなしくも枯葉の如きを妻櫛削る




病ゆえ強制収容に泣きし療友とも予防法廃止を骨堂にて告ぐ




くちびるも気管も著しく病む妻に真夜の薬は口移しする




山鳩の淋しき声は病む老妻つまの嗚咽の声と一つになりぬ



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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