あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

邑久光明園  森山栄三さん(2)



山百合の香りただよう部屋の中に妻はテープを静かに聴きいる




十八歳で入所するまで隠れいし胸の傷深き故郷の家




友の飼う手乗り鸚哥いんこが雨の日は野鳥の如く匂うときあり




麻痺の手に点筆刺さるを知らずして舌先に読む点字書の短歌うた




小机に向かいて点字のノートより歌をえらばん夕べひととき




百貫の荷を背に負うごと隔たりし島に病みいて短歌を詠みつぐ




論じ合うことのむなしさ噛みしめて盲の夫婦に冬が始まる




栗の花かおりて来れば遠き日の山小屋おもう逃れ住みいし




癩を病み盲となりて二十五年島に打寄する波の反復




偏見は身内なるほど厚くしてプロミン以後も断絶つづく




2030年 農業の旅→ranking



このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム