あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

邑久光明園  有吉比登志さん



臥ながらに今日もながむる外科室の通風筒はゆるく廻れり




(末妹腸チブスを病みて危篤の報来る)
我が生命にかへても妹が若き身はもとにかへさな死なすべからず




現世に今一度は逢ひたかりき七年あはず妹は逝きたり




(昭和9年9月21日 風水害記念誌より)→昭和9年9月21日の第一室戸台風で大阪の外島保養院は壊滅
腰胸と刻刻増し来濁流に倒れじと歩む足もつれんとする




暴風雨狂ふ屋根に抱かる幼な児のそのなく声のはらわたに沁む




屋根のみを水の面に見せて倒れける家に帰れどせむ術もなし




(友各療養所へ離散す)
ローソクの灯りかこみて別れゆく運命すべなくなぐさめあへり


有吉比呂志(比登志)さんの略歴
邑久光明園。楓短歌会『藻の花』(昭和10年)『光明苑』(昭和28年)『光明苑』には故人とある。


2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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