あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

邑久光明園  三木寂花さん



冬の蝶
 
ひらひら紙屑の如く来し喋々

花もなき庭をさまよい

弱々しく去りし喋々

いずこに花を求め

いずこに宿りしか

太陽は静かに静かに山に没す









哀れな小鳥


ただ一羽箱の中にじっとうずくまっている哀れな小鳥

何か思い浮べているのか

あたたかき親の慈愛を恋うて居るのか

親は小鳥の姿の見えぬのに驚き

樹の上をあるいは木の間を半狂気の如く

彼方此方を探して居るだろう

子鳥よ捕えられねばあたたかき親の慈愛に

成長し

自由に楽しく飛び巡り 嶋の嶺に あるいは巌に

美しき声で囀り我々を慰めてくれるだろうに

子鳥は餌にもつかず箱の中で

微動だもせず固く固く眼を閉じて居る



三木寂花さんの略歴
邑久光明園に在籍。三木寂花はペンネームと見られ、詳細は不明である。1954年『光の杖(邑久光明園合同詩集)』には故人とある。 
 



骨を切る音全身に伝はれる時の気持はたとへがたなし




癒らざる病ひと思へ鶯の声日日に聞く島ぞ楽しき



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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