あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

邑久光明園  堂崎しげるさん


私はそう想い度い
 

花にはとても 花のやさしさが有りますが

それは 花で有る以外のなにものでもありません

人間の存在価値 それも

その人がその人である以外の誰でもないのです


考えようによって

それはやがて人に不満の頭を擡げさせ

人を不幸に陥れる原因にならないことは有りません


それがみな懸命なことですから

それ自身はほんとうに尊いのです

どこでどのように過ごす身であれ

私は私を見喪い度くはない

花には花の美しい生命があることを

いつも私は想いたいのです










その哀しみ


雨が降ると

過去の哀しみがみな甦ってくる

雨が降りやむと

その哀しみをみな忘れかけてしまう


過去に哀しみがあっても

ひとにそれを告げてはならぬ

その哀しみを

自分だけが忘れてならぬ


ひとにはみんな過去に 哀しみはあっただろう

人は現在を どう想っているだろう

ひとは未来を どう想うだろう


哀しみに現在を

ひとは未来のために

強く生きるのだろう


ひとに哀しみを告げてどうなろう

自分だけが哀しみを忘れてなろうか


生きることのために

ひとはその哀しみをも愛するだろう

哀しみのために

なお生きねばならないひとがある


その哀しみを

雨が降るとわたしは想う









ひかりについて


死んだものに

微塵ほどの翳さえないと云えるのなら

きっと ひかりのせいだ


生れたばかりのものに

しつこく纏う翳があると云うのなら

それは ひかりのせいだ


いつか

闇に憤りの眼をみひらいていると

そっとひかりがしのびよってきて

闇は吸いとって呉れた

そのとき

あんまりまばゆくって

俺はすっかりあかるさにはじらっていた


今日ささやかなよろこびが

俺にあるのは

きっとひかりのせいだ



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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