あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

長島愛生園  志樹逸馬さん





手は汚れていた。

けれど

水は

━━澄みきった深さ

しびれるほどの

生命の波紋で美しかった。


水は天に投げ、地に叩きつけても砕けなかった。

光を透かし

緑を匂わせていた。


どこからきて どこへゆくのか。

けれど

この胸の渇きのほど

水は生れ

無限に ほほえむかのように流れていた。








水仙

すっかり渇ききっていたと

思っていた土から ふいた芽が

こんな花を開きました


この静かな青空にそよぐ香りを

分ちたくて

一鉢を おとどけします


先生 私は一度死んだ人間なのです








洗濯

洗濯は  

青い空をちりばめて

黄金の瞳を泡立てる


白い旗を振って

光りの唄を歌う

洗濯は

みどりの風に
微笑わら

清潔なこころが

天にむかって

両手を高くのばす


汚れた哀しみが

べそをかいて

砕けてこぼれ

土にしじんでゆく


あゝまた

再び 澄んだ水となって

いつか

雨は降るか


私は 全身を

白い石鹸の泡にまみれて

洗濯をする







夜光虫

暗くならなければ

お前は

光らないのか

夜光虫よ


自らの

生命をかけた仕事を

いとおしむように

眼をふさいだ心の中に

暗くならなければ

光らない

お前の姿を見る




2030年 農業の旅→ranking


このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム