あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

栗生楽泉園  武内慎之助さん



植毛せし眉にオリーブ油塗りもらいわが正月のたしなみとする




亡き父の齢となりて元旦に形見の羽織着てこもりおり




棕梠の花いまだ蕾と言いながら迎えてくれたり
桜戸丈司






落葉松の芽吹く小枝を持ち帰りわが唇にふれしむる妻は




いちはやく
加藤三郎かけつけて慰めくれしああ友よありがたし




ベッドの上に一月の風吹いて来るついに思うわれ生命の極みに立つ





武内慎之助さんの略歴
1908年3月1日京都府に生まれる。1938年栗生楽泉園に入所。1950年失明、1953年より詩作を始める。詩集『裸樹』(1958 私家版)。短歌もあり、『慎之助歌集』のほか、栗生楽泉園の合同歌集『盲導鈴』、『山霧』、『冬の花』などに残っている。1973年4月5日死去。



武内慎之助(慎之介)さんの略歴
明治41年3月1日京都府生まれ。バルナバ医院を経て昭和13年7月栗生楽泉園入園。昭和25年失明。「高原」短歌会所属。詩集『裸木』(昭和33年)昭和48年4月5日没。『高原歌集』(昭和12年)『陸の中の島』(1956年)『盲導鈴』(昭和32年)『山霧』(昭和41年)『冬の花』(昭和53年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)『慎之助歌集』が出版されたと記録にあるが不詳。


上は詩に書かれていた略歴で西暦表示であり、下は短歌に書かれていた略歴で和暦表示になっていた。和暦表示に馴れているせいか、西暦表示だと和暦に換算しないと、自分の場合、よくわからないことがある。

武内慎之助さんは詩、川柳、短歌を残されている。「岩の家」という詩が特に記憶に残っているが、川柳も短歌もすばらしい。


2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在64才、農業歴28年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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