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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

大島青松園  太田井敏夫さん(8)



除夜の鐘今年もきかず年迎ふ鎮痛剤の利きて寝ねしに




ひと日だに薬服まざる日はあらじ六十年の長き我が病み




里帰りすると言ふにも思ひ出の山をはるかに眺めて帰る




妻も子のなくてやすけく又さびし六十一歳の年逝かむとすも




我を産みし父と母との奥津城に詣づ日もなくすぎ来し五十年




トマト四本植ゑてもらひて花咲けばめしひあしなえ寄りて手入れす




まとまらぬ思ひひとつに疲れゐて義足枕にしばし眼つむる




島静かに生きる仕合はせ五十年父のよはひをはるかに超えて



太田井敏夫(太田井苔石)さんの略歴
明治43年1月1日岡山県高梁市中井町津々に生まれる。3歳で母と死別。9歳ごろ発病し就学せず自宅療養。昭和5年3月26日大島青松園に入園。いつとはなしに短歌を始め、昭和13年1月「アララギ」入会。土屋文明に師事。昭和23年「龍」に入会、服部忠志に師事。「心の花」「林泉」「関西アララギ」に出詠。『藻の花』(昭和10年)『白砂集』(昭和15年)『稜線』(昭和27年)『澪』(昭和29年)『藤の影』(昭和31年)『三つの門』(昭和45年)『緑の島』(昭和53年)『陸の中の島』(1956年)『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)


2030年 農業の旅→ranking



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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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