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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

何となく就職、何となく転職

小学校、中学校、高校という学校の集団生活が苦痛だった。苦痛でも、「止める」という思い切った決断を想像することはなかった。

工業高校の3年の時、ひくてあまたで「金の卵」と呼ばれた時代だったが、就職する気にはなれなかった。

1年浪人して、文系の大学へ進学することを思いついた。

母は日雇いの土方に、父は農業をやめてコンクリート会社へ勤めだして5年ほどにしかならず、決して裕福ではなかったが、その頃始まったすさまじい高度成長の波にのり、浪人という選択もできた。

1年後、大阪の私立大学へ進学した。

大学へ入ったら、それまでの集団生活からは解放されたが、目的はなかったので、なんとなく、ほとんど何もせずに、4年間が過ぎていった。

そして、何となく、就職しなければならない時期になった。

5社ほど受けたが全部落ちた。それでも「コネ」である会社へ入ることができた。

今度は働かざるをえず、何となく就職した。

数年して止めた。

その後、転職をくり返してしまった。


だから、今の新卒の「シューカツ」を新聞等で読むと、本当に厳しいなあと思う。自分なら「シューカツ」で完全にふるいにかけられてしまうだろう。

「シュウカツ」の船に乗り損ねたら、正社員の道はもうほとんどない。

今の時代は22~23才で人生が決定付けられてしまう。

非凡な才能がない限り、組織(企業)からドロップアウトして生きることは難しい。

それでも小学校の頃から集団生活に馴染めなかった自分が、企業組織でうまく立ち回れるはずはない。

そういう人間の生きづらい世の中である。

それでも何らかの収入がないと生きていくことはできない。

500~800万、もしくは1000万も年収がある人が信じられない。かたや100~150万の世界で四苦八苦しながら生きている人も多いのに。


新潟県の2009年度新規就農者(15~42才が対象)が、前年より76人多い258人と、県が調査を始めた1992年以降では最多になった。内訳は、
農業生産法人等への就業151人(113人増)
農家の後継者や新規参入107人

107人の内訳は、
新規学卒者40人(21人減)
Uターン就農59人(20人減)
他県からのIJターン8人(4人増)
(農業新聞3月30日)

Uターン就農というのは働く場所がないからという消極的理由の人も多いと思える。


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昨日、シイタケの原木を置くために、竹をかなり切り出したが、今朝はそれを焼きまくった。3時間ほど焼き続けたが、半分しか終わらなかった。

二酸化炭素の大放出・・・

山仕事でも竹の切り出しでも、これだけ焼きまくったら、環境を害していることになる。

現在の社会では、山仕事=環境破壊という等式がある程度成り立つだろう。なぜなら、山仕事をしても竹の切り出しをしても、ほとんどそれを使うことがなく、単に焼いたりするだけだろうから。

炭焼きでもしたら、少しは有意義かもしれないが、膨大な時間をかけて焼き、売る時は二束三文。趣味か暇人しかできない。


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画像は、父が作っていたサツマイモの芋床。野ネズミに食われそうで、自分はこの芋床を利用して種芋を保存したことがない。長く、集落の人の芋床に入れさせてもらっていたが、今は、発泡スチロールに入れ、籾殻をかぶせて冷蔵庫の上に置いておけば冬を越せるようになった。



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ヤギは鳥小屋の東側のこの場所を好む。風除けにもなるし日陰にもなる。今後は夏の「日射病問題」からは解放される。

オスヤギが今日、2回も脱柵した。1回目は、午後、田んぼに来たら麦畑で麦を食べていた。塩でつって捕まえた。2回目は、夕方、竹薮の中で今後の原木の置き場所を考えていた時にふとふりかえったら、そこにヤギがいた。

脱柵場所を探して歩いたが、どこから脱柵したのかわからない。ヤギはいったん脱柵したらその場所を覚えるので、現場を捕えるしかない。

   

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古い方のニワトリは2日間で6個の卵を産んだ。新しい方のニワトリは今日は2個しか産んでいなかった。これを見ると、古い方のニワトリがいかによく産んでいるかわかる。

青菜をたらふく与え、腐葉土もしばしば補充しているのに、新しい方のニワトリの突付きが止まらない。5月26日で丸5年が来る古い方のニワトリには突付きはほとんど見られない。

突付かれてかなり出血しているニワトリは5~6羽。5~6羽も隔離することはできない。

目をそむけても目に入ってくる。昨日は6個、今日は2個しか産んでいなかったのは、突付きが原因かも知れない。


2030年 農業の旅→ranking 
 

 



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コメント

 ヤギは柵を飛び越えます~(^_^;)

  • 2010/03/31(水) 23:06:49 |
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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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