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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

農業と資本主義

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農業は、資本主義(企業)の挑戦をことごとく退けてきた。
 


今まで40年以上にわたって、規模拡大だの機械化だの組織化だのと言われ続けてきたが、現実にはそうならず、企業の新規参入も少ない。


第1次産業は、第2次産業や第3次産業と全く異なる側面を持つ。


なにが?と言えば、それは農業が癒しになり、景観を作り、生きるために最低限必要な食糧を作る仕事であり、他の生物と共存しないと成り立たない産業だからである。これらは資本主義(企業)がもっていない行為である。


農業は規模縮小に向かうことが、癒しや景観の構築や食の安全や周囲の環境保全につながる。


つまり、資本主義とは逆に規模縮小こそが、第1次産業の復活の道なのである。この点が第2次産業や第3次産業と決定的に異なる。


農業はこの40年以上にわたって、資本主義(企業)のあくなき挑戦をことごとくはね返してきたのだ。


今後もそういう状態が続くだろう。


農業は資本主義とは相容れない。


農業は個人(家族)でする仕事である。


大資本が力ずくで農業現場に参入しようとするなら、自然は「環境破壊」を見せつけるだろう。


大規模化、企業化、集落農業の推進はもういい加減にすべきである。なぜ、経験から学ばないのか。


また、農商工連携とか6次産業化のような資本主義路線を奨励しても、農業はよい方向に向かない。


今までと同じように農業の復活に何ら寄与せず、補助金の垂れ流しになるだけである。


農業は本来、個人でする仕事なのである。農業という独立自営業の存在基盤を何としても支える必要がある。


支える唯一の道は、現役世代にも年金(年間80万円ほどの基礎年金=ベーシック・インカム)を支給することである。

ベーシック・インカムで現役帰農(自給自足的な小さな個人農業)の道を開かないと日本の農業は変われない。


ベーシック・インカムは税の体系を少し変えることによって成り立つ。今はまだ反対勢力の方が大きいが、この方向に向かわない限り、(1)雇用も、(2)環境も、(3)農業も、好転しない。



春の作付のシミュレーション

ナスビ・ピーマン・・・・・・・・・・・ 10分
青シソ・スイートバジル・・・・・・・10分

エンサイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15分
ツルムラサキ・・・・・・・・・・・・・・15分
オクラ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15分
ハーブティ用ハーブ・・・・・・・・・ 15分

予備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10分

合計収穫時間・・・・・1時間半(90分)


収穫時間は早朝の1時間半以上は費やせない。なぜなら、その後の仕分や袋詰めにそれと同等の時間がかかるだろうから。


今まで「袋詰め」はなく、新聞紙で包むだけだったが、直売所出荷では袋詰めをせざるをえない。


週に1回(木曜日発送)は、ワンパック宅配を残そうと思う。15年以上の顧客(野菜の個人客)と、10年になる顧客(イタリア料理店)を簡単になくしたくない。


ワンパック宅配を含めて週に6日は出荷したい。雨の日は出荷しづらいので平均すれば週5~6日になるだろう。


収穫90分+仕分と袋詰め90分=3時間
直売所(2箇所ほど)への持参に1時間
合計4時間 


農業の半分は収穫、仕分、出荷作業である。


残りの半分で農作業や家畜の世話をする。


収穫に90分しか費やせないなら、作付量は下記くらいが限度になる。

ナスビ(30本)・ピーマン(20本)
青シソ(80本)・スイートバジル(80本)

エンサイ(220本)
ツルムラサキ(200本)
オクラ(120ポット3~4本立ち)
ハーブティ用ハーブ→2アールほど


2030年 農業の旅→ranking 


 





 






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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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