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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

1954年「光の杖」の詩人たち  瀬田洋さん


外科室にて


ここでは

天国と地獄が

いみじくも融け合い

ひそやかに息づく

互に和み合っていた


もはや

どの様な希望も夢も

芽生えそうもないものにも

ここではなおも望みをつなぎ

ピンセット ゾンディ メスと

器具のかち合う音は冷くとも

それらを通して交う体温は

ほんのりこの部屋を温めた


あゝ・・・・・

ひしめき 並ぶ

柘榴ざくろの様な口をあけた

垢まみれの醜怪に歪んだ手と足

灰色に

褪せ 萎び 腫れた貌  々々

・・・・・・・・・・・・・

臆せず たじろがず

胸に十字を切りつつそれに立ち向い

時に白い指先が血膿に染っても

ほのかな微笑に拭いとる 人の姿よ

ここは地獄 修羅の巷

こここそ天国 パラダイスの都か


冷たいタイルの床には

どす黝い血糊がのたうち

膿汁の浸みた繃帯が這い廻っても

見よ!

玻璃戸近くの小棚の上では

いつか春めいた光を浴びて

一握の草花が

紅く 黄色く

ゆれているのではないか



瀬田 洋さんの過去記事



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在67才、農業歴31年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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