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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

次の代は田んぼは荒れ放題、家は空き家

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木曜日が雨の予報だったので今日、耕運した。

1年、田んぼを放置したら田んぼは草山になる。乗用トラクターは使えず、まず草刈機で草を刈って、焼くなり、田んぼの外へ持ち出す必要がある。3年も放置しておけば、田んぼに笹が生えてきて、元の田に戻すのに苦労するだろう。

このように田畑は毎年、手を加え続けていく必要がある。

手を加え続けれるのは後20年ほどと思っている。

その後は、この田んぼがどうなるかわからない。

大体、我が家は次の代がどういう選択をするかまだ未定である。結婚して出て行っているか、非婚のままこの家を継いでいるか、それもわからない。

「ムコ殿」が来てくれて、我が家を継いでいるという可能性もほとんどない。そういう選択は親子ともしないと思う。

家は続いても続かなくても、どちらでもよい。「家」とか、そういうものにはあまり重きを置いていないから。

つまり、田んぼは荒れ放題、家は空き家という可能性も大きい。

集落内でもそういう家が増えているだろう。

実際問題として、害獣防御のための電柵を管理するのも大変である。夏は電柵の下の草刈をしょっちゅうする必要がある。

楽しみのための家庭菜園でも、害獣のために手間ばかりかかると、段々ばからしくなるだろう。

ただ、ボクの農業を誰かが引き継ぐのは簡単である。技術的にめぼしいものは、ほとんどないし、設備投資も少ない(鳥小屋、物置、井戸、エンジンポンプとホース、草刈機、管理機)ので、補修や買換え費用もあまりかからない。果樹も1~2本ずつ多種類植えている放任栽培。

それでも農業は春夏秋冬のものだから、引き継ぎは1年あった方がいいし、身体が戸外の空気に慣れるには3年ほどかかる。

自分はもう現状をキープするだけであるが、現状をキープすることは極めて大変である。直売所出荷になったら、
(1)今まで洗ったことのない根菜類も、洗わざるをえないだろう。
(2)いちいち袋詰めをする必要がある(今までは新聞紙で包装)。
(3)他の農家と単価や見栄えの競争も始まる。

 果たしてやっていけるだろうかという不安がある。それでもやっていかないと他に稼げる手段がない。
 
  自分のベーシック・インカムである65才になって年金がもらえるようになるまでは、働き続ける必要がある。その年金であるが、介護保険料と国民健康保険料を合わせて、年間10万円ほど引かれるようで、84万もらっても実際に入ってくるのは74万ほど。月に6万ほどである。それでも農業のおかげで救われている精神面は大きい。


2030年 農業の旅→ranking  
   
 



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コメント

飼い葉きりは うちでは 押し切りと言ってます

今朝はマイナス5度でした
ベタがけの中も霜が降りますね。

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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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