FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

駿河療養所  神村正史さん



慰安金あたへらるる日の迫りたり歌集を買はむ振替を書く




かくまでに癩がみじめに見られゐてやや好評の映画が終る




今日一日汗を流して仕事せし眉なき吾の瞼はれたり




夜の山の径に別れて暫らくは君が触れゆく冬笹の音




はらわたに
カンナ屑などつめられし友の柩を送り終へたり




トラックに積まれてゆきぬ癩病みしこの老人の小さき屍




棒のやうな点ペンを友はあつらへて病に萎えたる手につかみ打つ




ふり来たる雨粒の大きさなどを言ひ盲の友は正座してゐる




盲ひてゆく果てなど思ひ眠りたるその夜は蒼き山の夢見き




病める眼をいたはりて双手を覆ふなる吾の姿勢を祈りと言へり


神村正史さんの過去記事



2030年 農業の旅→ranking


このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ