FC2ブログ

あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

農商工連携、自分の場合だったら

1001100013.jpg 1001100021.jpg
1001100001.jpg 1001100003.jpg

薄暗くなって鳥小屋に入ると、どの「止まり木」を気に入ったのかわかる。右下の画像のように、5~6羽はいつもこの傾斜の所で寝る。

飼い始めて18年間は、巣箱の前に3本の平行棒を置いていただけだった。止まり木を少し工夫するだけでニワトリが随分楽しめるのに、「大工仕事が苦手」でできなかった。

少し器用だったら、鳥小屋のそばに金網かネットで囲んだ露天の遊び場くらいは作っていただろう。


渡り鳥の居場所を用意


冬場は水田に水を張り、渡り鳥の居場所を用意する。冬季湛水(たんすい)のため、ポンプで水をくみあげる。(滋賀県 高島市有機農法研究会、農業新聞1月10日)・・・ここまでやれたらすごいと思う。当地周辺では「冬季湛水」の田んぼなど見たことがない。


農商工連携

この言葉を最近よく目にする。自分の場合にこれができるとすれば、
(1)旅行会社とタイアップした日帰りもしくは一泊二日のグリーンツーリズム。
(2)企業や小さな事務所等の職員研修(農業研修)もしくは日帰りのレクレーションとして利用してもらう。

つまり、お客の募集を旅行会社にしてもらいたい。以前、阪急交通社に電話をしたことがあるが、後日電話をしますと言ったきり、連絡がない。

提供できるメニューは、
(1)農の風景
(2)里山の風景
(3)ヤギやニワトリと遊ぶ
(4)旬の野菜やハーブを見て楽しむ
(5)七輪でハーブティ、ゆで卵
(6)雑木林の散策


野菜の味

先日のテレビで金子美登さんが作った米や野菜の「味」は、他の物とは全然違うと顧客が話されていたが、農業者の技術レベルは「味」でわかる。

土の質、肥料の質、肥料の投入時期、生育時期、風土、手の加え方、収穫時期等、当事者のあらゆる能力が味に反映されることになるだろう。果樹では特に端的に現れる。

「無農薬、無化学肥料」=「味のよさ」ではない。無農薬、無化学肥料にトライすることより味の良さにトライすることの方が数段難しい。


正反対の思想

国や企業の成長は当たり前ではない。成長し続けると考えることの方がおかしい。もう景気回復などありえない。今後も不況がずっと続く。

とにかく、国の大借金を返すこと。補助金をばらまくような余裕はないはずだ。国民全員がつつましく清貧に暮らすしかない。

『地方で成り立ち得る産業として、有力なのは農業だろう。問題は既得権だ。農村では耕作地の放棄が進んでいるのに、手を打てない。さかのぼれば戦後の農地改革で農地を得た人たちが既得権者と化して、大規模化、集約化が進まないためだ。大規模化すれば競争力が生じ、雇用も生まれて産業として成り立つかも知れないのに、農地に関する複雑な法体系が大規模化を阻害している。』・・・朝日新聞のオピニオンに出ていた著名人の論考だが、ボクとは正反対の考えである。自分なら、
(1)これ以上の大規模化をしたら環境を破壊するだけだ。
(2)農業が衰退しているのは資本主義という政治経済システムそのものの中にある。
(3)農業を経済の視点で捉えるのではなく、人間疎外からの癒しの視点で捉える必要がある。農業と商工業の最大の違いはそれ。
(4)21世紀は大規模化ではなく小規模化を目指す時代である。
(5)成長を考えるのではなく、過去のよい方法へ戻す時代である。


2030年 農業の旅→ranking

このページのトップへ

コメント

昨日はDさんが若いのに びっくりしました。
シカは しいたけまで食べるのですか?
この所 なぜか イノシシが来ないので
ほっとしています。
雑草のホトケノザを抜こうと思ったら
ハチが来ると聞いて 考えてる所です。
ゴミ処理予定地反対の自然観察会で
熱心に里山の手入れまでされてる
独身女性の芸術家の方が耕作放棄地を
何とかしたいと言われ すごいなあと
彼女のパワーに感心しています。
彼女の麦がイノシシにやられたそうですが。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最新記事

最新コメント

カテゴリ

カウンター

QRコード

QR

検索フォーム

月別アーカイブ