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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

菊池恵楓園  伊藤 保さん



病める身を諾ひて神に縋るわが妻に身ごもる子をおろさせぬ




たのむべきいのちの拠り処思ひしがつかれて飯の食めぬ今日かも




味噌を搗きつつ塩の加減をたづね来る妻よいつまでも吾は生きたし




戦争に力かさざりしとは何を言ふ木の葉を繃帯に巻き堪へて来にしを




鐘ならし飯の車の近づけば仰臥ししまま碗ささげ持つ




仰臥してけふも歌詠み麦踏みより妻が帰れば辞書引きもらふ




迫りくる身の命終にもだえをれば浄きまぼろし穢きまぼろし




高窓より雪の散りきぬ妻が匙にてふくます飯に口開きをれば




何故となく妻が臥す吾を責めやまねば寝台に震ふ体支へゐつ




見る目なく崩えつつ病める我と妻地虫の鳴ける夜に抱きぬ


伊藤 保さんの過去記事



2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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