害獣はハーブの「レモングラス」を嫌がるらしい。確かに、レモングラスを100株ほど株分けした畝だけは被害を免れた。しかしこれは他のハーブとは別の場所に植えていたからかも知れない。
レモングラスは越冬が難しいが、温暖化のせいか、ここ数年当地でも越冬するようになった。
サツマイモの種芋を、籾殻を入れた発泡スチロールに入れて、冷蔵庫の上においていたら、腐らずに越冬できた。今年も種芋はこの方法でしている。
毎年、勤労感謝の日の頃には「初霜」が降りるのに、今年はまだ霜が降りそうな気配がない。
先日、菜っ葉のポリ袋への入れ方を教えてもらった。セット野菜では野菜を包むのは全て新聞紙だったが、直売所ではポリ袋に入れる必要がある。「菜っ葉を厚手のビニールに包んで入れる」という方法だった。これだけでも袋詰めの時間が大幅に短縮できる。
昨晩、害獣が田んぼに入ろうして電柵に触れたようだ。今朝、電柵が緩んでいた箇所があったのでわかった。
タマネギの苗はイノシシにやられたが、
早生品種・・・義父にもらったのを昨日定植した
中晩生品種・・・12月中旬頃、友人にもらって定植予定
電柵ができたので麦蒔きの準備を始める。まだ耕運もできていないので種蒔きは12月中旬頃の予定。種は雪印種苗で購入した。
ライムギ 1キロ
ライコムギ 1キロ
オオムギ 1キロ
エンドウとスナップエンドウが発芽した。エンドウ類の手(竹の先を利用した支柱)をするのはとても面倒であり、ウドンコ病も毎年発生するし、収穫期間は1ヶ月ほどなので、今年は支柱のいらないツルナシ品種にした。
ナスビやツルムラサキの後作に、畝をくずさずに無肥料で、黒マルチに穴を開けて4粒ずつ蒔いたが、その時に「マルチの穴あけ器具」を使った。コメリ(農業資材店)で買った800円ほどの器具であったが、今まではハサミで開けていたので、それより随分早かった。
今晩の寝姿。どんな止まり木を好むか、ニワトリに聞いてみないとわからない。地面から飛び上がることはできず、何ヶ所かの止まり木を通らないと行けれない止まり木もある。上の画像の真ん中の二つは到達しにくい止まり木であるが、気に入っているようだ。
とにかく、空間を利用していろんな止まり木を作ってあげれば、ニワトリも喜ぶし、世話人も楽しめる。どちらも楽しめるのが「家畜福祉」だと思う。
上のニワトリが卵を産み始めたら、こちらの7羽は淘汰する予定であるが、また、つぶす(絞める)ためのエネルギーが必要になる。
自分の農業は人の援助で成り立っている部分が多い。釘、カナヅチ、ノコ、針金等の扱いが極めて苦手。
備前市のNさん・・・今回の電柵
和気町のNさん・・・10年ほど前のドラムカン炭焼き窯
援農してもらっているUさん・・・ヤギ小屋2つ、ヤギの小パドック、井戸のフタ、ニワトリの止まり木、7羽の簡易トリ小屋、竹切り、シイタケの原木切り、紐結び各種。今後、ヤギの大パドック、ビオトープ(生物が生息する小池)作りを援農して頂く。
全てボランティアでしてもらった。いいのかな・・・
以下は有料で依頼した。
19年前のトリ小屋と物置・・・大工さん
旧電柵・・・農機具店で購入し、設置も依頼した
キーウイの棚・・・大工さん
トリ小屋と物置の屋根のトタン板の張替え・・・大工さん
百姓とは100種類の仕事をするから百姓、何でも作るから百作、農は創意工夫の世界ということらしいが、自分の場合は創意工夫はゼロというか、そういう能力はゼロ。