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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

星塚敬愛園  長門房子さん



盲ひたる我に代りて看護助手の花供へくるる父母の写真に




日ごと日ごと六畳の部屋を廻り歩き病みて細れる足をきたふる




幼児にはかせる如く看護婦のなえし我が足に靴はかせくるる




逢ひに来し姉の顔の見えざれば懐しき声を耳澄まし聞く




二十四年ぶり面会にきし姉の声テープにとりしをくり返し聞く




拡大鏡で姉の便りを読みくるる共に病む叔父盲の吾に




業と言ひ腰の痛みに耐へてゐる隣の姥に涙湧きくる




幼なかりし姉とわれとを置きて逝きし母の心をおもふ年老いて




いつの間に傷のできしか両の手より血の流れゐて着物汚しぬ


長門房子さんの略歴
大正12年生まれ。昭和14年星塚敬愛園入園。所属なし。『ハンセン療養所歌人全集』(昭和63年)


2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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