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あめんぼ通信(農家の夕飯)

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

大島青松園  萩原 澄さん



さみだれに打たせて傘をつらね来る女子大生の笑まひ明るく




いのちありて今年も聞けりひそかなる昼に筍の皮をぬぐ音
(当方の孟宗竹の筍は今年もイノシシに掘り返され、口に入るのはせいぜい2~3本か、もしくは皆無か)




まなうらに浮びてさびし亡びたるわが家の跡の赤きほほづき




この小さき島に籠らひ病みをれど青く展けし海をもつ窓




徳重と名を改むる三度目の君が余生はしづかにあれよ




こもり居の窓も明るむ如月の海へ押し出す若布とる船




友を焼く重油の煙ながれくる春の疾風に低く乱れて




の辺にねそべりて本を読みもらふかかる安けき刻の過ぐるな




ぎりぎりの訴へをする著名書に拇印を捺さむ指ひとつなく




園長と卓を囲みて茶をすする背後に疼く六十年の過去




茫茫と坐る盲の眼にしみて太古につづく海の落日


萩原 澄さんの過去記事


萩原 澄さんの記事は過去に5回更新しています。どれもすばらしい。妻の林みち子さんの記事も3回更新しています。


2030年 農業の旅→ranking


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プロフィール

Author:水田 祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在66才、農業歴30年目。農業形態はセット野菜の宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ20羽。子供の頃、家は葉タバコ農家であり、脱サラ後の3年間は父が健在だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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